折原恵のニューヨーク写真日記 - New York Photo Diary by Kei Orihara

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2012年 08月 15日

記憶の中の風景

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Sunnysideを走る地下鉄7番線

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Sunnyside 46St-Bliss St駅の近く

アメリカにいてとくに際立つのは、ある風景を見た時の、「懐かしさ」の感覚だ。
ジョージア州アセンズにいたときも、ニューヨーク市クイーンズにいる今も、何かを見ている時に、自分の記憶の引き出しにしまっている風景、光景を、そっと開けて見ているようなところがある。
東京にいるとそうはいかない。子どものころや青春時代に琴線に触れた風景、質感、空気に触れることはほとんどないと言ってよい。それほどに日本は変わってしまって、昔の面影を偲ぶものがほとんど無くなってしまっている、と思う。それともあるいは、経験や記憶がずっとつながっているから、だからなのだろうか。

記憶には、生な体験による記憶と、映画や小説などによる疑似体験の記憶がある。
もしかしたら、アメリカの街角や家などのたたずまいにことさら懐かしさを感じるのは、子どものころにあって今は日本にないアメリカ建築の様式や質感だけでなく、若い頃に見たアメリカ映画などによる疑似体験かもしれない。

今懐かしさを感じたのは何によるのだろうか、以前にこんな風景を見ていただろうか、もしかしたら映画だろうか、そんなことを、アメリカにいるとよく思う。



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46St-Bliss St 駅前からエンパイアステイトビルを望む
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by keiorihara | 2012-08-15 17:37 | Queens | Comments(0)


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