2014年 03月 13日

バーチさんのウィンドウ

a0215638_1419321.jpg
びっくりしますね。クイーンズ、アストリアの保険代理店のウィンドウ。
パソコンが火を噴いています。今にも一家心中しそうな家族が、愛に満ちたハンモックに寝ています。
もしかしたら誰も目に留めないのかもしれませんが、心につよく訴えるものがあるというか、、、トホホ、、、これがわたしのバーチさんの絵への一目惚れでした。赤いブランケットの下にBirchとサインがあります。


a0215638_1421621.jpg
スポーツジム。誠意がにじみ出た絵ですね。


a0215638_14254543.jpg
リセッションスペシャル! って、そんなスペシャルはクイーンズならでは?
それこそ不景気な顔、というか不安まる出しの悲しげな表情でパンを焼くお兄さん。売れなくなるのでは、と心配になります。



a0215638_14231111.jpg
薬屋さんの壁。どこまでも不吉ですね。



”Birch”のサイン入りの絵に出会ってから、ウィンドウのペインティングに目をとめるようになりました。
すると、たいへんなことに気づいたのです。
この人はものすごい働き者で、今日ここに取り出した4枚のショウウィンドウも、1本のストリートのわずか数ブロックの間で見たものなのです。
これが、セントパトリックデー、イースター、感謝祭、クリスマスなどなどのお祝い事があると、その日に向かって、いっせいにバーやレストランが彼に絵を頼んでいるのです。
こういう期間はクイーンズじゅう、いやアストリアだけでも、数十軒あるいは百軒ちかいお店が彼に絵を描いてもらっているのではないかと思えるくらい。
これはフツーの人たちの住む野暮ったいクイーンズならではのこと、と思っていたら、これがあにはからんや、マンハッタンのダウンタウンにも、ブルックリンのお洒落な町並みにもMr.Birchの絵に出会うのです。
働き者だけではなく、彼は人気者のようです。
これもニューヨークの七不思議の一つです。
[PR]

by keiorihara | 2014-03-13 15:36 | Queens | Comments(4)
Commented by さとう at 2014-03-14 01:00 x
Mr.Birchの絵、おもしろい。コマーシャル・フォトとかコマーシャル・デザインとかの“コマーシャル”なものを蹴飛ばして、消費者の心にダイレクトに語りかけてくる“なつかしさ”を感じるね。もっといろいろみたい。マンハッタンのは、どんなのだろうね。
Commented by aya at 2014-03-14 18:42 x
ハーレムで爆発あったみたいですが、日本人住んでるのね!
Commented by Kei at 2014-03-15 00:51 x
Mr.Birch の絵は時々撮っているので、またの機会に続編をやりましょう。この人が絵を描いているところに出くわしたいものだと思っているのですが、お店の人に聞いてみるのも手ですね。
Commented by kei at 2014-03-15 01:04 x
ハーレムのガス爆発で、日本人の犠牲者? そういう話はこちらのニュースではわかりません。そういわれて、日本語のネットで検索したらたくさん出ていました。
ハーレムはだいぶ前から再開発地区で、マンハッタンの家賃の高騰で、マンハッタンに住みたければハーレムしかないと、日本人も(とくに若い独身者たちがルームシェアして)たくさん住んでいると思います。建物は立派だし、お洒落な店もありますが、生活感のない地域です。


<< ダンボ DUMBO, Broo...      雪のガントリーパーク 3 Ga... >>