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折原恵のニューヨーク写真日記 - New York Photo Diary by Kei Orihara

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2014年 07月 16日

クイーンズのチャイナタウン Flushingを歩く

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クイーンズの、今ではマンハッタンのチャイナタウンをサイズの面でも数の面でも抜いたといわれるフラッシングのチャイナタウン。地下鉄7番線の終点にあります。


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どんな時間もどんな曜日も人でいっぱいの通り。


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チャイナタウンといえば、いぜんは香港、マカオ、台湾と、それに東南アジア、中南米の華僑の出身の人が多かったそうですが、いまでは本土、中華人民共和国からの移民がふえて、そうなると言葉は北京で話されている公用語であるマンダリンが力を得てきているそうです。
たとえば福建省から来たひとは母語が福州語(福建方言)であるにもかかわらず、こどもにはマンダリンを話してほしいと願い学校教育に力を入れるそうで、どんどんアメリカの中国社会はマンダリンで統一されていくようです。
広告文字も簡体文字が増えていくに違いありません。


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中国人といえば、一昔前は小さい人ばかりだったように思いますが、つぎのジェネレーションは本当に大きい。文字どおりこの国のジェネレーションギャップは、ひと世代飛び越したほど大きいような気がします。


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造花と、花の写真の壁掛け、って似たコンセプトですね。オープンしたばかりのモールの中のピカピカのインテリアのお店。


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最近の上海やら北京に行ってみたくなります。


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ここフラッシングには1986年の調査ですでに、6万の中国人によるビジネスがひしめいているという話です。
この通りは1階は飲食店ですが、その上はぜんぶヘアサロンやエステなどの美容関係で埋まっています。


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ニューヨーク市に住むチャイニーズアメリカン(アメリカ国籍をもっている、中国人+華僑出身者)52万人のうち、21万人がクイーンズに住んでいるのだそうです。
1平方マイル(1マイル=1.6km)に、中国人は1912人いるそうで、クイーンズの人口の9.2%が中国人。といっても移民ヴィザで住んでいる市民権(国籍)をとっていない新移民(私のような)はこの数に入っていないのですから、これらの数字はすごい、と改めて思います。
つまり、クイーンズには10人に一人なんてものじゃない数、東アジアの顔をした人がいるんだということです。

by keiorihara | 2014-07-16 12:15 | Queens


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