折原恵のニューヨーク写真日記 - New York Photo Diary by Kei Orihara

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2014年 12月 21日

サニーサイドの寒い夜

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サニーサイドからクリスマスカラーに彩られたエンパイアステイトビルディングを望む。


今年ももうすぐ終わろうとしています。
アメリカではこの夏、ミズーリ州ファーガソンで、無防備の黒人青年マイケル・ブラウン君(18歳)が白人警官に撃ち殺されて、人々がデモを始めたのでニュースになっていましたが、11月24日に、大陪審がその警官を不起訴にしたので、街中で暴動が起き、全米170以上の都市にデモが拡大しました。
その間にニューヨーク市スタテン島でも白人警官に黒人が射殺される事件があり、またオハイオ州ではモデルガンを持って公園で遊んでいた12歳の少年が突然白人警官に射殺されています。
日常茶飯にそのような事件が起きていることが露呈し、黒人の怒りが久しぶりに集団化して、クリスマスどころではない気分です。
警官たちは正当防衛を主張しているわけですが、その根拠は、「黒人を見たら犯罪者と思え」「殺される前に殺してしまえ」という警察官(あるいは世間一般の差別主義者たち)の黒人に対する恐怖、とか防衛本能というもの。
それにしても、打ち止めた相手にたいして9発も打ち込むというのは、ダダの防衛ではないし、その事実だけでも異常なことなのに、警官が白人で被害者が黒人だったら、まずはその警官は起訴されない、という裁判がまかり通っているという現実のほうに、底知れない恐怖を感じてしまいます。
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by keiorihara | 2014-12-21 20:44 | Queens | Trackback | Comments(0)
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