サニーサイドあたりでも、かなりワビサビ感が漂いっている部類の店ですね。
マンハッタンにもアイリッシュバーはたくさんありますが、こういうワビサビ (これはアメリカ人がそう言うのでつい使ってますが、他にいい言葉が見つからないのです) のバーは、以前はイーストビレッジにはいくつかありましたが、もう今はないかもしれません。
でも、クイーンズにはたくさんありそうです。
しかし、自分たちアイルランド人に対する、家族に対する、バーに対する、お客さんに対する、そしてアメリカに対する、愛情がどっぷりという感じです。
こういう時代を超えた光景を見ると、ついほろ酔いながらシャッターを押したくなるのは、写真、あるいは写真機というモノそのものがもつ、時をとどめておきたいという切ない願いのせいでしょう。