折原恵のニューヨーク写真日記 - New York Photo Diary by Kei Orihara

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カテゴリ:New York( 24 )


2016年 03月 17日

サラダボウルのニューヨーク

今回が、<ニューヨーク写真日記>の最後の更新となりました。
ニューヨークから、別世界のロサンゼルスに移り住み、いまはまた、まったく異なるテーマで写真を撮りまくっていますが、新しいブログを始めるにはやはり、しばしの時間が必要であるように思います。
最後の回の更新を何故か無意味にのばしてしまいましたが、ごちゃまぜのニューヨークで締めくくろうと思います。


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Sunnyside, Queens
夜遅くまで頑張るGyro(ジーロ、ギリシャの屋台料理)の車。懐かしいサニーサイドの情景です。Halal Food (イスラム法にのっとった肉など)を売りにしていますが、すべての人種に人気。


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Astoria Park, Queens
マンハッタンを見晴らす公園はブルックリンにも数あれど、この雰囲気はやっぱりクイーンズ。アメリカっぽくない人たちが、かっこ良くもなく、なにかとてもフツーにしている。


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Park Slope, Brooklyn
この感じはやっぱりブルックリン。


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Harlem, Manhattan
ハーレムも再びルネッサンスです。ソウルフードのお店。


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Hudson River side-West village, Manhattan
これはやっぱりマンハッタンですね。


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Roosevelt Avenue, Queens
そして、これぞクイーンズ。


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Astoria, Queens
奥が深いクイーンズ。クリーニングと洋服お直しの店。


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Sunnyside, Queens
何でもあるクイーンズ。彼とこの毛布は一体化しているような。。。


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Forest Hills, Queens
どこでシャッター押してもかっこつかない感じ、これぞクイーンズ。


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Williamsburg, Brooklyn
う~む、ブルックリン、やはり。


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Queensboro Plaza, Queens
白人がわずかしかいない7番線。半分以上の居住者が外国生まれのクイーンズ。


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Woodside, Queens


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by keiorihara | 2016-03-17 07:55 | New York | Comments(2)
2016年 01月 30日

ニューヨーク市立大学 CUNY

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知人が西215丁目という、マンハッタンの北端のギャラリーで展覧会をしているというので見に行きました。
タイムズスクエアで、そこから北上する地下鉄に乗りかえてしばらくしたら、なんと137丁目で電車が止まってしまったのです。
「線路の故障でここから先きは行けない。全員Get Off !」
という、申しわけないなんて気持ちのかけらもない口調のアナウンスがあったっきり、何の代替策も言ってくれません。
こういうことは日常茶飯です。
みな、おとなしく下りていますが、どうするのでしょう。
わたしはもともとこの日は、見知らぬ地域を見る楽しみのために、この先でバスに乗り換えるつもりにしていたので、地下鉄から出て、地図で確かめていた一本東側のバス通りまで歩きました。

そこに現れたのがこの建物です。古い、というのか、ケバいというのか、こんな建物です。
これが、みんなの口からいちばん頻繁に聞かれる、”ニューヨーク市立大学”というもの、だったのです。
City University of New York 縮めてCUNY(キューニイと発音する)の本校です。(ちなみにニューヨーク州立大学はSUNYスーニイです)
しかしぜんぜんイメージが違ったのでびっくりしました。
というのは、CUNYは学生数51万6千人、フルタイムの教職員数6700人、年間予算 30億ドルという巨大な大学です。
マンモス大学だろうからと、かってにモダンな高層ビルをイメージしていたのです。しかし構内を覗いてみると、超モダンもありましたが、同じデザインの古い建物が奥までずらーっと並んでいます。創立は1847年、確かに古い。
ここの他にハンターカレッジ、ブルックリンカレッジ、クイーンズカレッジ等々、26のカレッジと大学院で成り立っています。

アメリカの大学は授業料が確かに高い。しかし、ここは単位制だし、安い。また奨学金やさまざまな免除もあるようです。若い人たちは一度社会に出て、いろんな仕事をして、やりたいことを見つけ、それから大学に入学する人も多く、また、方向転換したり、子育てを終えて再入学する人たちも多くいます。

多くの州立大学、一般大学卒の人たちは、いろんな会社でインターンをやったり、パートタイムで働いたりしながら就職先を探すようです。大学生は、けっこう学業が忙しく、勉強しなければ卒業できないので、生活のためのバイトはしても、シュウカツをするような時間の余裕はなさそうです。
第一、一般的に大学卒業前に就職を決めている人なんて、ごくわずかのエリートたちだけではないでしょうか。まあふつうエリートは大学院まで行きますが。

アメリカには、アルバイトという言葉はありません。学生であろうとなかろうと、仕事はjob一つです。フルタイムとパートタイム、スタッフとフリーランスみたいなちがいはありますが、そこにはバイトという学生的就労のニュアンスはありません。(インターンという名のタダ働きもありますが。ちなみに友人の娘が4年生の夏休みにマイクロソフトにインターンにいったら1ヶ月40万円もらったそうなので、インターンといってもいろいろのようです)
とにかく、生活のための仕事をしながら、本当にやりたいことを見つけ、それから大学院に行って専門職についた、という話はよく聞きます。

アメリカの大学と社会について思ったことですが、社会が専門職や、専門の勉強をした人を尊重する。
大学も、できるだけ細かく、専門の知識を与え、社会に役立てる人材を出そうとしていることです。
たとえば、州ごとに州立大学がたくさんありますが、そこには必ず社会福祉学部(social work)があり、たとえば児童虐待を専門に勉強した学生の多くは、卒業して州や市政府などの家庭児童局や民間の関連NPOで働きます。
日本のように児童相談所に配属になった行政職が、被虐待児に対応したり、家庭訪問するなどの貧しいサービスはありえません。絶対に専門家を必要とする仕事なのですから。

アメリカでは大学で気が変わって専門を変えることも、大学を変えることも、お金や時間を無駄にしない方法で自由にできます。
授業料は高いけど、入学金制度がないというのも、助かります。
大学どうしはもっと開かれています。教師どうしもオープンです。
大学に関しては書きたいことがたくさんあって、市立大学の話から外れてしまいました。

****
ニューヨーク写真日記は、著者がニューヨークを移転したため、次回をもってひとまずお休みさせていただきます。
本当は今回で終わりにすべきでしたが、昔書いていた中途の投稿を見つけ、つい更新に使ってしまいました。
とにかく写真が山のようにあって、この愛すべき過去をいったいどうしたらいいかと思ってしまう今日この頃。
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by keiorihara | 2016-01-30 23:12 | New York | Comments(0)
2015年 11月 19日

アフリカン アメリカン African American


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Hip-Hop dancer/ Union Square, Manhattan 


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Captain America/  Subway G line, Queens


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Women with a catchy rhythm/ Green Point, Brooklyn


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WHERE ARE YOU/ Subway in Brooklyn


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"Where are you, daddy?"/ Green Point, Brooklyn


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Where are you going? / Subway in Brooklyn


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War never ends./ Green Point, Brooklyn


お気づきの方も多いかと思いますが、このブログの写真はクイーンズ、とくに私の住むサニーサイドを中心に展開してきましたので、アメリカのもっともアメリカ的な人びと、アフリカンアメリカンがあまり登場してきませんでした。

クイーンズは一言でいえば、ふつうの勤め人、労働者が、ふつうに家庭を営んで暮らすところのように思います。ほかの区に比べてアジア人が多く、人口の50%以上が外国生まれ(!)の新移民、というのも特徴です。

昔、短期にマンハッタンのイーストビレッジに住んでいたころ、クイーンズにはまったく興味がなく、多分一度も行ったことがなかったように思います。つまりイメージとして、ふつうの人たちが住む野暮ったいところで、とくにわざわざ見に行くこともないと思っていたわけです。
たしかにカッコいい人たちがあまり歩いていない。その一因に、アーティストと黒人があまりいない(とくにヒップな黒人が)ということがあるかもしれません。ブルックリンとブロンクスには、その他の3区の2倍、黒人がいます。
もちろん、百カ国以上の言語が話されているクイーンズには、それなりの面白さがあるし知的好奇心もわきます。
しかしニューヨーク市には全人口の25%アフリカンアメリカンが住んでいますが、ストリートに刺激やリズムを与えてくれるのは、やはり一番はアフリカンアメリカンではないでしょうか。

去年から今年にかけて、警察官が無実の黒人を路上で殺す、という事件が相次いで、全国的にデモが起きましたが、大きな黒人暴動に発展することもなく、黒人運動が組織されることもなく、静かに収束されてしまいました。
ラジオなどのメディアのインタビューでも語られていたことですが、これは氷山の一角、こんなことは日常茶飯に起こっていることのようです。
黒人というだけで、犯罪者扱いされても殺されても、高い弁護士料を払えない黒人は泣き寝入りです。

実際わたしの女友達のボーイフレンドが、まったく根も葉もない容疑で殺人未遂の罪に問われ、アリバイが証明出来ず、でっちあげのDNA鑑定によって12年の刑を受け、服役中なのです。
被害者は隣のビルの、見たことも聞いたこともない知らない白人女性。
ダンスセラピストであるわたしの友人は、その日は研修合宿のために家を空けていて、合鍵をもっていた彼が彼女の部屋にひとりでいたところ、警官が来て職務質問され、連行されてそれっきり。
彼女はその後、裁判に向けて弁護士などの件で奔走したけれど、でっちあげのDNA鑑定には勝てなかったそうです。
その被害女性は、顔を見てないので誰だかわからないと言っているし、根拠というのがDNA 以外にないのですが、自分の成績を上げるために、警察はやりたい放題のようです。
こういう事件では、必ず被害者が白人でなければなりません。陪審員たちにとって、加害者は黒人、被害者は白人、というのが納得しやすいからです。

ニューヨーク市の代表的な公共ラジオ局WNYCでは、事件やニュースからタイムリーに問題を掘り下げるために、ロングインタビューをよくやっていますが、ある日、アフリカンアメリカンの大学の先生がインタビューで、黒人であるということはこういう毎日を送っていることなのだと、静かな口調でたんたんと語っていました。

「毎日、肌の色だけで脅かされている感じです。わたしは男だし身体も小さい方ではないので、これは黒人みんなの経験ではないかもしれませんが、歩いているだけで、何をしているのだという目で見られることが日常です。
...銀行でお金を下ろしていると、横にいる白人の娘に、後ろから白人の連れが早くしろ早くしろとせき立てる。被害妄想ではありません、わたしにそれとわかるようなニュアンスで言葉を使っている。わたしにたいして、そんなふうに言ったり思ったりしたら失礼だという気持ちはまったくなく、その反対で、わざわざ伝えているのです。
...エレベーターに一人で乗っていると、次の階で乗ってくる人に緊張が走るのがわかる。そんなときは『黒人ですみません』という気持ちになります」

ネイティヴアメリカンの問題も含めて、アメリカとは、途方もない試練をもった国だと思う。
しかし、どんなことも公の場で話されている。
開いてないドアは、開かれなければならない、そう信じる人たちの国でもあるのです。
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by keiorihara | 2015-11-19 15:06 | New York | Comments(0)
2013年 04月 25日

ニューヨークの桜  Cherry Blossom in Roosevelt Island

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ボストンマラソンのテロ で、またまたアメリカ中がやりきれない悲しみに包まれました。
私はすぐに、これも怪しい、たまに人びとを恐怖に陥れたいアメリカ政府の陰謀の一つではないかと思いました。でも、犯人兄弟が殺され、捕まり、私がわずかな時間で読んだニュースの限りでは、何もわかりません。誰もそんなこと立証できるわけがないのです。私たちが知り得る内容というのは、警察発表、FBIやCIA調査機関によると、といったもので、作られた話、作られた証言、作られた映像、なんて簡単にできるからです。

今回も犯人はロシア語圏(キルギス育ち)といえどもチェチェン人でイスラム教徒です。
テレビニュースはまったく見ていませんが、ネットのニュース動画の幾つかを見ても、アラブ風の名前の人たちが、キャスターに追いかけられ、アラブ人やイスラム系ならば、いつでもこうして疑われてもおかしくない存在なんですよ、と言っているのと同じ、人権無視の行動をしていました。あちこちにアルカイダという言葉が飛びかっていました。
上院議員の誰かが、「犯人が捕まったら、拷問してやる」とどこかで言ったらしく、TVのインタビューショーに出て、何だか元気よくわめいていました。

二期目に入ってずいぶん立つのに、オバマ大統領はイスラム系テロの容疑者を収容しているグァンタナモ刑務所を閉鎖するどころか、こうして、イスラム教原理主義者は存在しているだけで拷問を受けても当然、という風潮を促進しているというか、作り出しているというか。
しかし、なぜ、チェチェン?  なぜ、警察は兄を殺さねばならなかった? 

そんなこんなで、落ち着かない1週間でしたが、4月20日の桜です。
ローズヴェルト島は、マンハッタンとクイーンズの間を流れるイーストリバーの真ん中にある島です。
この日、初めてこのひょろ長い島を一周しました。5キロくらい。


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アメリカには、この、しだれ桜がけっこう多く、可愛いく、ファッショナブルです。

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桜の下の遊歩道というのがいいですね。向こうに見えるのはクイーンズボロブリッジとマンハッタン。


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いろんな人がいます。お年寄りも多かった。


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南端の二人。


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TRAM(ロープウェイとは呼ばない)に乗ってマンハッタンに戻ります。

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クイーンズに戻って、翌日サニーサイドを散歩したら、あちこちの枝垂れ桜が満開でした。
アメリカの桜はソメイヨシノのように改良されてなく、山桜のように花と同時に緑がついていて、どの種類の桜の花も可愛く、私としてはこちらの方が好みです。(日本の桜はときどき、怖く見えますね)
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by keiorihara | 2013-04-25 06:44 | New York | Comments(3)
2012年 11月 04日

ハリケーンサンディのあとに  After Hurricane Sandy

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8th Street toward East Villedge ーNov.2 (Friday) いつもは車や人でいっぱいの道路だが。


地下鉄が止まったのが10月28日、日曜の午後7時。本格的に暴風雨が吹き荒れたのは月曜の晩。
ブーフーウーじゃないけれど、レンガの家というのは何も感じないものである。おまけに私の住むところはクイーンズでも高台にあたるのでまったく水の心配がない。電車や車の音はしないし、いつものゴミ収集車が来なかった分、余計にすやすやと眠れた。
そんなサニーサイドぼけの私は、火曜になっても地下鉄もバスも走っていないのはどういうことだろうというくらいの、のんびりさだった。
クイーンズの友達に電話すると、マンハッタンは停電していて、ConEdison (ニューヨーク全域に電力をサービスしている独占企業) の変電所が爆発している映像がユーチューブで見れるのだと言った。たしかにものすごい光を放った映像だった。
また停電か、、、とにかくアメリカに来て以来、雨が降れば停電、雪が降れば停電という経験をして来た。
しかし今回はひどかった。きょう11月3日(土曜日)、月曜に停電して、未だ復旧してないところもあるのだ。
金曜日、バスが走っているのでマンハッタンに行ってみた。

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いつもは観光客やファッショナブルな若者たちでにぎわうイーストビレッジ。いつもは車もびっしりだ。
歩きながら、昔はこんな風だったなあと思う。
観光客なんて全然いなかったし、こんなふうにのんびりとした”ビレッジ”だった。
しかし、みなどこに行ってしまったのだろう。


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昔懐かしいウクライナレストラン、べセルカ。停電したまま店を開けている。


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なかに入ると、コーヒー1ドル、ボルシチ2ドル。いつもの半分以下の値段だ。
ガス台にマッチで火をつけて料理をしているのだという。
さすがウクライナ人、従業員が7、8人来ている。店内が静かなせいで従業員のウクライナ語がよく聞こえる。ビーツのたっぷり入った真っ赤なボルシチが美味しかった。いつもより値段が安い、と言うのも泣ける。
これぞイーストビレッジだなあと思う。


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北にも南にも限りなくひろがるチャイナタウン。ここからさらに南下してウォールストリートやらすべて、暗闇の中だった。

マンハッタンの真ん中から南は全域停電していた。ビジネス街、商店街はゴーストタウンさながら。
学校は停電以降、早々と1週間の閉鎖を告げた。
地下鉄が止まりトンネルが閉鎖されて、実際問題として、学校や職場に通って来れない。
イーストビレッジに住む友人は4日間、18階のアパートの部屋から水などを買いに真っ暗闇の階段を、懐中電灯をたよりに、上り下りをくり返したそうだ。電気がないということは、電話、コンピュータ、暖房、明かり、だけでなく水も出なくなるわけで。

しかし、電力会社は停電の原因や、復活にこんなに時間がかかっていることの説明も何もない。東電を思い出すけれど、独占企業というものは惨いものだ。電気がこれだけ命にかかわるのだったら、水道とおなじように公営にするべきモノなのだと思う。
しかし、これだけ機能麻痺しているのに、静かなものだ。最初は交通渋滞が起きたけれど、今はきれいさっぱりしているように見える。庶民はいまだアメリカを信じているし、金持ちたちは何が起きても、痛くも痒くもないのだ。
アメリカ合衆国の崩壊はこんなふうに静かなものなのかも知れないと、崩壊に向かう姿をかいま見たような感じがする。


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こんなに誰もいないと、こんなものがコンセプチュアルアートに見える。
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by keiorihara | 2012-11-04 20:42 | New York | Comments(2)
2012年 09月 16日

ここはどこ?   

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これはクイーンズのジャクソンハイツで見つけたインド人の本物のリキシャ。
しかし、マンハッタンでも若者が必死で漕いで走っているのをよく見ます。
マンハッタンのリキシャは、観光ブームのニューヨークに新しく現れた若者の手作りの仕事です。
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ハラールフード(イスラム教に法った肉などの食物)の屋台。
これもここ近年、マンハッタンをはじめニューヨーク全域に凄い数、現れたもの。
多くの車がほとんど同じデザインなので、総元締がいるのだと思います。
カバーブ(またはケバブ)やジロー(ギロー)を丸い平らなパンにくるんで、唐辛子ソースやマヨネーズをかけてもらう。
4ドルでおいしく、食べきれないくらい。ニューヨークでは、ハンバーガーよりたくさん売れているのではないかという気がします。

クイーンズに住んでいるととくに、ニューヨークはイスラム人口が非常に多い(移民が急に増えた)と感じます。
イスラムの、目だけしか見えないブルカをかぶっている女性は少ないものの、スカーフをつけた小学生やら高校生やらの女子は毎日たくさん見ます。

それにくらべて、急激に減ったのはブラックモスリムです。911以降、刑務所での布教が禁じられたのだろうか、と思って調べてみたら、そんなことはなく、今でも、刑務所で新しく信仰を持つ人の80%がモスリムになるそうです。たぶん、アフリカンアメリカンは、あきらかにイスラム教徒だとわかる目立ったいでたちを以前のようにしなくなったのでしょう。
911以降に増えたのは、イスラム教徒に対する差別•偏見、そしてヘイトクライム(憎悪犯罪)だそうです。
80年、90年代、ブラックモスリムの家族は親子みんなで、グレーや茶や紫などの布をたっぷり使った回教徒の服装をしていて、たたずまいも良く、日々の生活態度の美しさを思わせるステキさがあったのですが。
このころ、黒人たちの急激なイスラム化を、アメリカ政府は随分恐れていたはずです。


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by keiorihara | 2012-09-16 12:26 | New York | Comments(0)
2012年 09月 07日

 ゲイ と ゲイパレード       Gay &  Gay Pride

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ニューヨーク大学の校舎のウィンドウディスプレイ。
以前は、なぜそんなにアメリカではゲイに対して騒ぎ立てるのか、いやゲイ自身もまたアナウンスしたがるのかと不思議に思ったものです。
カミングアウトは素晴らしいことだと思うけれど、あいまいなまま、適当に混じり合って生きている日本人のゲイやレズビアンの生き方だってあっていいのでは? と思ったりしたものです。でも、ここには日本とはまた違った厳しい現実があります。

右のポスターに[stop the church]とあるように、ほとんどのゲイ差別の元凶はキリスト教の教会です。
そしてゲイを否定する人たちは、左のポスターのT-シャツにプリントされた[Thank God for AIDS]のように、「神様ありがとう、エイズをゲイに与えて殺してくれて」というくらい、その残酷な発想が当たり前のことと思っている人たちです。

ご存知のように、旧約聖書にある「ソドムとゴモラ」の町で行われていた「甚だしい淫行」というのは同性愛をさしています。
といっても、日本書紀がそうであるように、これだって、後世の人たちによって書かれたり解釈されたりしたことなのだと思いますが。(そのへんはよくわかりませんが)
とにかく、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教(イランやサウジアラビアなどのイスラム原理主義国にいたっては死刑)では、ゲイは否定されているのです。
そういう否定の長い歴史を持った西洋•中東諸国と、そのような規定がどこにもない歴史を持つアジア諸国では、存在の基盤がぜんぜんちがうのです。

ニューヨークに住む、私と同年代のゲイの男友達の話です。
青年時代、ヴァージニア州の公立高校で美術教師をしていたのですが、ゲイであることが知られて、それが理由で教職を首になったそうです。
彼は、言われなければまったくわからないマッチョでもオネエでもない二枚目で、ゲイであることで特別なことを生徒に話したり、行動したりということをしたわけでもありません。プライベイトなことを知られたにすぎません。
「この国では、ゲイであることは犯罪なんだ」と彼は言いました。30年前のことです。

彼は、キリスト教というのは倒錯の宗教だ、と言いました。
なぜなら、「子供に父親の裸を見せるのはタブー」ということで、子どものころに実際の男の裸というものを見たことがなかったそうです。
そういえば、アメリカ人の子供の多くは、乳飲み子の時を除いて親と入浴することがないようです。
赤ん坊がすわれるようになれば、子供だけをバスタブに入れて、親は服を着たまま子供を洗ってやったりするわけです。
親子であっても、セクシュアリティに関して、きびしいのです。

日本では、子供はお父さんやお母さんと一緒にお風呂に入るので、たいてい親の裸を見ているのではないでしょうか。
「恋愛感情というのは神秘な対象に対して起きるもの、それが僕にとって、男のほうだった、ってこと」
クリスチャンは、性に関して、同性関係というのをもっとも危険なものとしているから、必要以上に遠ざけられていたのでしょう。

このゲイの友達は、キリスト教がゲイ•レズビアン差別をして来たことに、過剰反応をしているかもしれません。
この点に関しては、ゲイの結婚の法制化をすすめると宣言したオバマ大統領は、立派だと思います。(対立候補のロムニーが、福音派などのキリスト教保守を全部さらうのは必至とみたので、態度をはっきりさせたほうが得、と考えただけの話かもしれませんが)

差別を本当になくすためには、法制化は絶対だと思います。どんなに女性解放運動があり女性たちが強くなったと言われても、人の話題になっても、本当に社会的な男女差別が減って、人びとの意識がかわって来たのは、男女雇用機会均等法(85年)や男女参画社会基本法(99年)が、法として成立してからです。そしてその前に、給与差別や待遇差別などを訴えて、裁判で闘ったたくさんの勇気ある女性雇用者たちの積み重ねがあったのです。

私は日本でも、ゲイ•レズビアン(今では LGBT= Lesbian, Gay, Bisexuality,Transgenderという)の結婚の自由を法制化し、堂々と養子縁組ができて、家族をもてる、そういう基本的人権を保障することによってしか、ゲイの解放と差別意識の撤廃は、かなわないのだろうと思います。
つまり、ゲイのことを話すのに、コソコソ話のような身振りをしたり、片手を口元に当てるジェスチャーをしたり、ニヤニヤしたりなどということをやめ、そして本人のほうは、いじめにあったり、隠さなければいけなかったり、自信を持てなかったり、自己嫌悪したり、擬制の不幸な結婚をしたりなどということから逃れるために、同性愛という愛の形が認められ、人権を認められて、法的な結婚が保障されることが必要なのではないかと思うのです。
結婚なんかする必要がなくても、その権利があることが大事という意味で。


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by keiorihara | 2012-09-07 04:17 | New York | Comments(0)
2012年 08月 28日

1 World Trade Center

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9/11同時多発テロが起きてから、11年目の夏。
この、ツインタワーの跡地に建設中のビル、いつ見ても、どこから見ても、不吉な感じを持ってしまうのは私だけだろうか。
”フリーダムタワー”と最初は呼んでいたのだが、遺族や市民の反対にあって名前を、以前と同じワールドトレードセンターと改めた。(私も”フリーダムタワー”と最初聞いたときにはゾッとしたものだ)。以前とそっくりそのまま7つのワールドビルで成り立つ予定。
この写真はワンワールドと呼ばれる108階の最高層のビル。アンテナまで入れると、合衆国独立の1776年にちなんだ1776フィートになるという。こういうのもゾッとする。

新ワールドトレードセンターは、やっとのこと2013年に完成といわれているが、テナントもつかず、こんな人気最低のビルを造っている The Port Authority of NY & NJ (ニューヨーク&ニュージャージー港湾公社)とはどんな組織なのか?
ポートオーソリティとは、1921年に発足した、ニューヨーク・ニュージャージーの両州にまたがる港とその周辺地域の交通インフラを管理・運営している港湾公社である。
港湾、トンネル、橋、海運ターミナル、バスターミナル、5つの空港、交通警察、それにワールドトレードセンターの建設と経営、それらのセキュリティと、まだいろいろあると思うが、大ざっぱに言えば、ニューヨークとニュージャージーが州で別れているための行政の不都合や、産業別などの不都合を一つにして、連邦政府との関係なども上手く働かせるためにあるような組織のようだ。
そういうビルであるからして、ワールドトレードセンターには、州政府や連邦政府のたくさんの行政機関、ウォール街に元はあった大手の銀行や証券会社のほとんどが入っていたという。

ワールドトレードセンターを崩壊させる計画を実行するのに、このビルの経営、管理が、警察やセキュリティなどを持つ公社であるというのは、欠かせないことではなかったか、と思えてくる。
ワールドトレードセンターの建設計画を、戦後からずっとその地位にいた港湾公社の総裁に提案したのは、デイビッド•ロックフェラーである。

そこで、9/11。
9/11疑惑をドキュメンタリーにした映画(1時間23分)LOOSE CHANGE SECOND EDITIONをみつけたので、ぜひ。(日本語のナレーションの声が甘すぎて全然合ってないのが残念ですが)



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ワールドトレードセンターを建設したときに、地下7階分を掘った土でつくった埋め立て地バッテリーパークから、ハドソン川に突き出たピア。そこにこんな彫刻作品が。
これもわたしにとって、嫌な気分にさせられたモノでした。
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by keiorihara | 2012-08-28 02:33 | New York | Comments(0)
2012年 08月 06日

独立記念日  July 4th

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by keiorihara | 2012-08-06 12:03 | New York | Comments(0)
2012年 06月 21日

コニーアイランド  Coney Island 2

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お母さんのお腹。。。

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スパイダーマンは今でも人気なのですが。。。

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ニューヨークは時代を超越しています。

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by keiorihara | 2012-06-21 10:21 | New York | Comments(0)