折原恵のニューヨーク写真日記 - New York Photo Diary by Kei Orihara

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カテゴリ:Queens( 87 )


2014年 08月 18日

朝鮮戦争モニュメント Korean War Monument

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フラッシングにあるキセナパークで遭遇したモニュメント。
朝鮮戦争1950−1953 The Forgotten War と刻まれています。

何だかとてもリアルな像で、泥に浸かったような軍服が重そうで、もうこれだけで戦争のつらさが伝わってきます。そう、忘れられた戦争、です。
じつはこれを見た瞬間、1937年に中支(中部支那)の前線に従軍した父が、揚子江の支流の泥の河にもぐり、藁1本で呼吸しながら対岸に渡ったときの姿を思い浮かべたのでした。


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朝鮮戦争そのもののこともそうですが、その犠牲者の数のすさまじさも意外と知られていません。北朝鮮軍、韓国軍、中国軍、アメリカ軍、それに連合軍、あわせて200万人の兵士の死者、民間人の犠牲者も推定200万人と言われています。



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10年以上前のことですが、ニューヨークに着いてケネディ空港から乗ったタクシーの運転手が高齢の方で、名前からコリアンのようだったので話しかけたことがあリます。多分、いつからニューヨークに住んでいる? みたいなことを聞いたのだと思います。
けっこうお喋りなおじさんで、朝鮮戦争の戦火の中を貨物船の船底にひそんで、ここまでついたのだと言います。

「家は朝鮮の北の方の農民だった。ただ死にたくない一心で逃げて、そうだよ、逃げたのはひとり。若かったからね。ついたところがアメリカだから、もう帰ることもできないよ。それ以来、家族とは生き別れ、親兄弟が生きているのか死んだものかさえもわからないままよ。でも、私はこうして生きているのだから幸せだね!」
アメリカに行く船ということだけは乗る前に聞いていたけれど、アメリカが地球上のいったいどこにあるかさえ、よくわからなかったそうだ。
私は話を聞きながら、多分、母国でほとんど学校に行ってなさそうなその人が、こうしてハンドルを握り、当然ながら永住権もとり、早口の英語で明るいお喋りを楽しめるようになるまでに、どれだけの苦労をしただろうと思いました。

わたしは大人になってだいぶたつまで朝鮮戦争のことをよく知りませんでした。これがどんなにすさまじい戦争であったか、どんなに理不尽な戦争であったか。
日清戦争も日露戦争も、朝鮮が欲しくてたまらない日本の財閥や、朝鮮支配を出世の階段としたい政治家やら官僚やらの支配層が、他国の関係にいちゃもんつけて起こした戦争であり、朝鮮を戦場として多大な犠牲者を出した。そして日韓併合。36年間の日本の植民地支配。
日清日露のいきさつは、角田房子著 『閔妃暗殺』 

閔妃(ミンビ)暗殺―朝鮮王朝末期の国母 (新潮文庫)

角田 房子 / 新潮社

に詳しいので、とてもおもしろいノンフィクションですが、日韓関係史の暗部を知るのにおすすめします。

朝鮮は、日本の帝国主義侵略の犠牲者であり、太平洋戦争の戦勝国であるはずなのに、日本の敗戦と同時に、連合国の合意によって、国を資本主義陣営と社会主義陣営に分断されてしまいます。その後はこんどは冷戦の代替地として戦火にさらされます。ずっと踏んだりけったリです。

フラッシングの図書館で、以前に朝鮮半島の現代史記録映画のDVDを借りたことがあります。それは、朝鮮半島の民衆運動史であり、それは抗日運動史であり、それをみると抗日の組織は網の目のように朝鮮半島全体に行きわたっていたということがわかります。北からの革命軍と同時に、アメリカ軍に抵抗する抗日運動で育った民族解放軍がいて、これはまったくベトナム戦争とおなじ構図です。もしアメリカが介入していなかったら、朝鮮はベトナムのような社会主義国になっていたはずです。
しかし、日本が朝鮮半島を植民地にしていなければ、抗日運動という抵抗の歴史はなかったわけで、それがなかったら、北朝鮮も生まれてなかったかもしれません。
そして、日本が中国を侵略していなかったら、中国は社会主義革命をやったかどうかと思います。抗日運動という草の根の下地があってこそ革命戦線を張ることができたように思うからです。だからこれらの国のふたりの独裁者(毛沢東と金日成)を生んだのは、帝国主義日本の侵略だったのかもしれません。
それにしても、隣の国だというのに、私たちはまだまだ知らないことが多すぎます。
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by keiorihara | 2014-08-18 13:35 | Queens | Comments(5)
2014年 08月 10日

ヒンドゥー寺院 Geeta temple

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クイーンズの真ん中、エルムハーストにあるヒンドゥー寺院、ジータテンプル。
しかしこの通りは、、、あんまり歩きたくないようなうらぶれた廃工場街のような通り。そこに突然、、、思わずバスを降りてしまいました。

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ドアを押し開け、挨拶して、写真の許可を得ました。ご自由に〜って、気楽な感じ。


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ご存知ガネーシャ。


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Baba Balaknathという神様はどんな神?と思って調べたら、ヒンドゥーの神様の楽しいYouTube がたくさんありました。こんな祭り事(ここにも歌と踊りが!)がインド中のいたるところで無数に行なわれているのだと思うと気が遠くなります。


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ずいぶん広い空間ですが、お祭りの日はこんな感じ。発散してますね。


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アチコチで、祭壇を掃除したり、飾り付けたり、毎日の手入れを一般人がやっています。


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ネットによると、ヒンドゥー寺院はNY市内だけで42カ所リストされていました。しかし、このジータテンプルはリストにも載っていません。ちらしにクイーンズのセンターみたいに書いてありましたが。ということは、もっともっとたくさんあるということでしょうね。


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これはカーリー神ではないようです。おとなしめのイメージですが、クリックしてみて下さい。けっこう怖い。


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なかなかこないバスを待つ少女。
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by keiorihara | 2014-08-10 17:05 | Queens | Comments(5)
2014年 07月 30日

フラシングのショッピングセンター Flushing Mall

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この色使いの奇抜さ?に、びっくり。そこら中を色とデザインで埋め尽くしたいという意欲がいっぱいです。


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でも、ほとんどお客がいません。多くの店がシャッターを下ろしているのです。


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右の雄牛はメッツのユニフォームです。さすが地元。
しかし、このショーウィンドウ(だと思う)の陶製の牛のカップル、スゴイ。。。


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上の陶器屋さんの店内です。ひょうたん型に目が引っぱられました。この画面の中にも4つもひょうたんが。


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彼氏へのプレゼントにZIPPOのライター?  そういう時代が日本にもあったような。


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この床のビニタイルの色に圧倒。歩いている女の子のバッグとパンツにも注目。


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こちらは指輪を加工してもらったようです。運命の石?
しかしメノウでしょうか、こんな大きなネックレス? 幸運がかかっていると思うと重いのもなんのその?

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じつはこの写真は2年前に撮ったもの。このお店はもう閉店しました。栄枯盛衰はげしいフラッシングです。たくさんのおもしろいお店がなくなりました。


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この街は、60年代まではヒスパニック系の入らないまったくの白人の住宅地域だったそうです。チャイナタウンを形成し始めたのは70年代から。今では44%の住人がアジア人です。(韓国人も多くこのなかには韓国人街もあります。80年代までは日本人もけっこう住んでいました)人の流れの速さにびっくりします。


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フラッシングモールのなかにあるNPOのシニアデイケアセンターをのぞいてみました。中国拳法やら墨絵やらいろんなことをやっていて、豊かな文化を感じました。
上海から来た若い女友達は、ブランド品のバッグ(5万円以上)を買って上海に送って、という小ビジネスをしています。送料をひいて関税を取られても、もっと高く売れるので儲かるのだそうです。中産階級がどんどん買うのよ、と言っていました。中国はあっという間に、わたしたちのイメージを塗りかえているようです。
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by keiorihara | 2014-07-30 07:22 | Queens | Comments(2)
2014年 07月 16日

クイーンズのチャイナタウン Flushingを歩く

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クイーンズの、今ではマンハッタンのチャイナタウンをサイズの面でも数の面でも抜いたといわれるフラッシングのチャイナタウン。地下鉄7番線の終点にあります。


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どんな時間もどんな曜日も人でいっぱいの通り。


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チャイナタウンといえば、いぜんは香港、マカオ、台湾と、それに東南アジア、中南米の華僑の出身の人が多かったそうですが、いまでは本土、中華人民共和国からの移民がふえて、そうなると言葉は北京で話されている公用語であるマンダリンが力を得てきているそうです。
たとえば福建省から来たひとは母語が福州語(福建方言)であるにもかかわらず、こどもにはマンダリンを話してほしいと願い学校教育に力を入れるそうで、どんどんアメリカの中国社会はマンダリンで統一されていくようです。
広告文字も簡体文字が増えていくに違いありません。


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中国人といえば、一昔前は小さい人ばかりだったように思いますが、つぎのジェネレーションは本当に大きい。文字どおりこの国のジェネレーションギャップは、ひと世代飛び越したほど大きいような気がします。


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造花と、花の写真の壁掛け、って似たコンセプトですね。オープンしたばかりのモールの中のピカピカのインテリアのお店。


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最近の上海やら北京に行ってみたくなります。


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ここフラッシングには1986年の調査ですでに、6万の中国人によるビジネスがひしめいているという話です。
この通りは1階は飲食店ですが、その上はぜんぶヘアサロンやエステなどの美容関係で埋まっています。


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ニューヨーク市に住むチャイニーズアメリカン(アメリカ国籍をもっている、中国人+華僑出身者)52万人のうち、21万人がクイーンズに住んでいるのだそうです。
1平方マイル(1マイル=1.6km)に、中国人は1912人いるそうで、クイーンズの人口の9.2%が中国人。といっても移民ヴィザで住んでいる市民権(国籍)をとっていない新移民(私のような)はこの数に入っていないのですから、これらの数字はすごい、と改めて思います。
つまり、クイーンズには10人に一人なんてものじゃない数、東アジアの顔をした人がいるんだということです。
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by keiorihara | 2014-07-16 12:15 | Queens | Comments(2)
2014年 07月 01日

7番線でFlushingへ

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本物の中華料理を食べたい日は、クイーンズの奥、地下鉄7番線の終点フラッシングに行きます。
で、電車に乗ろうとしたら、こんなひどいデザインの広告が。
調べてみたら、1989年から10年間つづいた超人気のTVコメディ番組で、今またその再放送をやっているようです。
でも、こんなに窓の少ない車両があったかと、初めて気がつきました。
フラッシングに着くまでときどき立ち上がって、ドアのボロいガラスを通して撮った風景をお楽しみください。


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ロングアイランド鉄道が下を走っています。クイーンズの先の郊外住宅地に勤め人を運ぶ鉄道です。急行しかありません。もちろん運賃は高いです。
それにしても鉄路まわりが汚い。だから、窓が首から上にしかないのか。。。この電車の席に座っていると下が全然見えないのです。


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こういうすさまじい大きさの十字架に、美学など考えたこともないという感じの建物の教会は、たいていコリアン系の教会です。コリアンの教会に関しては書くことがありすぎて(びっくりすること、面白いこと)とても書けないので、またの機会に。



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クイーンズのグラフィティは技術、センス、内容、すべて程度がおちるんです。それだけにこれこそ本物の落書き、なのかもしれません。
こんな風景がえんえん続きます。


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ニューヨーク市民の一番人気のチームはもちろんNYヤンキーズです。サウスブロンクスにあるヤンキースタジアムに対して、ここに見えるのはNYメッツのシティフィールドです。
とにかくメッツは弱い。それだけにクイーンズのメッツファンは熱烈です。それと、巨人嫌いの東京人のように、一癖あるようなひとがメッツファンです。
しかし、この美しい建物のはずの野球場の周辺はすごいですね。自動車の修理や解体業の店というか工場がぎっしり集まっているのです。
こんな風景見たくないって?  でもこれが私の日常目にしている世界です。
はい、次回はフラッシングに到着です。

イヤー、のんきなことを書いていますが、こちらは一日遅れてニュースを知ることになるのですが、集団的自衛権行使容認が議事堂の地下の一室で閣議決定とか。
日本もアメリカのような軍事国家になりたがっているのでしょうか。
アメリカの巨大軍需産業は、武器をつくり、売り、使い、またつくり、ぼろ儲けの商売です。なんといっても資本金が税金(国家予算の20%!)だし、各会社が1種類ずつ戦闘機やミサイルや弾丸を受けもってつくるのですから、競争もない世界です。クライアントはコンスタントに戦争をつくってくれるし、政治家や戦争支持の資本家たちが株主だし、オバマ大統領もブッシュに負けず劣らずの軍需産業推進者です。

アメリカのやる戦争に日本軍が参加となれば、武器、しかも最新兵器をアメリカから売りつけられるでしょう。日本も軍需産業に精を出し、いま問題になっている武器輸出解禁の法律をとおして、アジアじゅうに武器を売るでしょう。アメリカはイラク、アフガン戦争で100万人の負傷者を出し、戦死者を上まわる自殺者を出し、30万人のPTSDに苦しむ帰還兵問題に頭を悩ませています。
日本が代わりに兵隊を出してくれれば言うことなしです。とにかくアメリカは作った武器を消費したいけれど、兵士や兵士の未来に対する補償費を増やしたくはないのです。
これから27万人の自衛隊員は、命の危険にさらされることからのがれることはできないのです。

それより、そんなことやっている場合じゃないでしょう、日本は。そんなことにお金を使わないで、福島第一原発原子炉の燃料棒取り出しに、なぜロボットを使わないのか、それにふさわしいロボット開発の研究に予算を投じてほしいと思うのですが。
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by keiorihara | 2014-07-01 10:55 | Queens | Comments(6)
2014年 06月 21日

地下鉄7番線

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タイムズスクエアからまっすぐ東に走って、イーストリバーを超え、クイーンズの真ん中をさらに東にまっすぐ走る地下鉄7番線。
7番線は乗客の5人に一人くらいは東アジアの顔をしているはずなのですが、夏のシーンにどういうわけか写真が見つかりません。

2番目の写真に背広にネクタイ姿の人が居心地悪そうにいますが、地下鉄でビジネススーツの人を見るのは通勤時間でもほとんど皆無で、これも未だ解明できないニューヨークの謎の一つです。
この人は、その日たまたまクイーンズでイベントかなんかがあって、タクシーがつかまらず、時間が心配で地下鉄に飛び乗ったのでしょう。キャンペーンだかのバッジをつけています。いわゆるビジネスマンではないのでしょう。だって地下鉄に乗っているのですから。

最近、7番線もついに新車両が導入されましたが、ほかの線の車両と比べて、蛍光灯がすごく明るく仕立てがいまいちもっさり、と思ったら、日本製でした。車両にちゃんとMade in Japanと書いてあったのです。
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by keiorihara | 2014-06-21 14:18 | Queens | Comments(2)
2014年 06月 09日

いきなり夏のサニーサイド

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寒くて長い冬と、暑くて長い夏にしめられるといっても過言ではないニューヨークです。
そう、梅雨のないここでは、五月になるといっせいに上着を脱いで袖なしになる。

花いばら、ここのつちとならうよ__山頭火
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by keiorihara | 2014-06-09 06:00 | Queens | Comments(0)
2014年 05月 27日

Queens あちらこちら

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アストリア_駅から離れた住宅地区


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サニーサイド_駅前通り


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サニーサイド_”エホバの証人”の集会ホールから出てきた家族。アフリカンアメリカンのアフリカ風の衣装は80年代は、特別黒人意識の高い人たちのものだったように思いますが、今では一般の人たちのお洒落に広がっています。


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ジャクソンハイツ_インド系とヒスパニックが混在する街


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アストリア_311はアメリカでは緊急電話番号911に対して、緊急でない公共情報サービスの番号です。


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フォーレストヒルズ
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by keiorihara | 2014-05-27 15:11 | Queens | Comments(1)
2014年 05月 16日

春のサニーサイド

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サニーサイドの通りも春の笑顔でいっぱい。
そんな通りで、公衆電話のボックスのはめ込みポスターにはちょっとびっくりさせられます。
「あなたの助けでこの子を笑顔に」
口蓋裂(みつくち)の子どもの手術を支援するNPO組織の広告です。

「世界中で、口蓋裂で生まれて来た多くの子どもたちが手術を受けられず、食べること、話すことにも困難を来たし、時には息をすることさえ楽ではありません。開発途上国では呪いと受け取られ差別され、ウガンダでは「神に呪われた子」として新生児をすぐに棄てたり殺してしまうことも起きています。
個々の手術は$250、45分で出来ます。あなたのヘルプ(寄付のこと)が子どもたちに笑顔をあたえます。
今年、世界で127000人以上の子どもがSmileTrainで手術を受ける予定です」(Smile Train ホームページ)

アメリカ人はどんなことも、できるだけオープンにして、人びとの理解を得て、ことを実際的に解決をしようと働きます。
最初は私もこの写真にはギョッとしたのですが、たしかに現実を現実として真直ぐに見つめる、というだいじなことを突きつけています。
通りや地下鉄車内など公の場所には、このような民間NPOの広告がたくさんあるのですが、これらを見ていると、世界にはたくさんの困難があり、アメリカにはさまざまな問題があリ、それは直接、私とつながったことなのだ、と感じさせてくれるのです。
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by keiorihara | 2014-05-16 20:20 | Queens | Comments(0)
2014年 05月 04日

野菜について

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うちから一番近いスーパーです。
わたしは野菜を買うときは、ほとんどスーパーではなく韓国人が経営している八百屋に行きます。近くに韓国人の八百屋が3軒もあります。ものすごく、と言いたいくらい安い。
アメリカは意外なことに緑野菜の種類が豊富で、値段も安い。たいていの野菜の一束は両手が必要なほど大きいので、4人家族だとしても一束でたっぷり食べられます。葉っぱ類以外はたいてい量り売りなので、トマトやポテトや果物は1個ずつ買えるのがいい。
でも、不安なのは農薬。忙しさにかまけて、アメリカの農薬について、その基準についてわかりやすいサイトを追究しきれないでいます。それは日本についても同じですが。
ある日セロリを食べたとき、化学薬品的な味がして不味かったことがあったので、セロリは絶対無農薬、それとレタス、アルグラ(ロケット)、ウォータークレス(クレソン)などのサラダ葉、それと人参、トマト、りんごなどは無農薬を買っていますが、まあ、気休めみたいなものです。
近所の自然食品のお店やスーパーのオーガニックコーナーに置いてあるものは種類が限られていますから、無農薬野菜なんてお腹に入る5分の一もないでしょう。
ニューヨークでは、公園等の野外で開くファーマーズマーケットが、近隣の農場から新鮮な野菜をワゴン車等に乗せてやってきます。
珍しい種類の緑野菜などが穫りたての香りを放ってとても美味しそうなのですが、サニーサイドのファーマーズマーケットに関するかぎり、たくさん買うにはやはり高い。お金をかければいい、というのでは救われません。

人間にとって身体に入れるものは一番大事なもの。こんなにいい加減な気持ちで食べつづけるのはいやだなあと思いつつ、
どうしたらいいかわからない。専門家がきっと本を書いているに違いないのですが、専門家でない人間にでもわかるような、安全な食生活のてびきの本はないものでしょうか。
どんな側面でも、人類は破滅に向かって突き進んでいるように思いますが、食物に関しても、もう食い止めることができないところまで行っているのでしょうか? よい資料があったら教えて下さい。
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by keiorihara | 2014-05-04 17:15 | Queens | Comments(2)