折原恵のニューヨーク写真日記 - New York Photo Diary by Kei Orihara

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2012年 08月 28日

1 World Trade Center

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9/11同時多発テロが起きてから、11年目の夏。
この、ツインタワーの跡地に建設中のビル、いつ見ても、どこから見ても、不吉な感じを持ってしまうのは私だけだろうか。
”フリーダムタワー”と最初は呼んでいたのだが、遺族や市民の反対にあって名前を、以前と同じワールドトレードセンターと改めた。(私も”フリーダムタワー”と最初聞いたときにはゾッとしたものだ)。以前とそっくりそのまま7つのワールドビルで成り立つ予定。
この写真はワンワールドと呼ばれる108階の最高層のビル。アンテナまで入れると、合衆国独立の1776年にちなんだ1776フィートになるという。こういうのもゾッとする。

新ワールドトレードセンターは、やっとのこと2013年に完成といわれているが、テナントもつかず、こんな人気最低のビルを造っている The Port Authority of NY & NJ (ニューヨーク&ニュージャージー港湾公社)とはどんな組織なのか?
ポートオーソリティとは、1921年に発足した、ニューヨーク・ニュージャージーの両州にまたがる港とその周辺地域の交通インフラを管理・運営している港湾公社である。
港湾、トンネル、橋、海運ターミナル、バスターミナル、5つの空港、交通警察、それにワールドトレードセンターの建設と経営、それらのセキュリティと、まだいろいろあると思うが、大ざっぱに言えば、ニューヨークとニュージャージーが州で別れているための行政の不都合や、産業別などの不都合を一つにして、連邦政府との関係なども上手く働かせるためにあるような組織のようだ。
そういうビルであるからして、ワールドトレードセンターには、州政府や連邦政府のたくさんの行政機関、ウォール街に元はあった大手の銀行や証券会社のほとんどが入っていたという。

ワールドトレードセンターを崩壊させる計画を実行するのに、このビルの経営、管理が、警察やセキュリティなどを持つ公社であるというのは、欠かせないことではなかったか、と思えてくる。
ワールドトレードセンターの建設計画を、戦後からずっとその地位にいた港湾公社の総裁に提案したのは、デイビッド•ロックフェラーである。

そこで、9/11。
9/11疑惑をドキュメンタリーにした映画(1時間23分)LOOSE CHANGE SECOND EDITIONをみつけたので、ぜひ。(日本語のナレーションの声が甘すぎて全然合ってないのが残念ですが)



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ワールドトレードセンターを建設したときに、地下7階分を掘った土でつくった埋め立て地バッテリーパークから、ハドソン川に突き出たピア。そこにこんな彫刻作品が。
これもわたしにとって、嫌な気分にさせられたモノでした。
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by keiorihara | 2012-08-28 02:33 | New York | Trackback | Comments(0)