20世紀初頭、ニューヨークの郊外住宅地として早くから開けたフォーレストヒルズ。ジューイッシュ(ユダヤ人) の多い緑濃い高級住宅地です。
クイーンズにも遠くなれば遠くなるほど高級住宅地がたくさんありますが、ここはもっとも古い、マンハッタンに近い、きわめて広い面積の高級郊外住宅地と言えそうです。
今でも白人が60%、日本人をはじめ韓国人、中国人などのアジア系が25%で、ヒスパニックと黒人がきわめて少ない。
けれど半数は外国生まれの人、というのはやはりクイーンズ的というべきでしょう。
ロングアイランド鉄道フォーレストヒルズ駅。マンハッタンのド真ん中のペンステーションまで一駅16分です。
24時間42本走っていますが、この駅の乗降客は1日平均たったの1116人。(近くに地下鉄が4本走っています。)
20世紀初頭にできた駅前ロータリー。
この町の人たちは、アメリカの、ちょっとお金を持った”郊外”ミドルクラスの人たちの典型的な雰囲気をしている、とすぐに思いました。